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ぼんくら on the run


高円寺躁乱マーケット~その壱~

今回のイベントのプランはいつからあったんですか。
「ぼんやり考え出したのは去年の秋ぐらいかな。水色赤を東京で演奏させたいという」

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発想の根幹は「水色赤を岡山から呼ぶ」だったわけですね。
「今年の正月に美散(水色赤ベース)と電話したんだよね。すんげー長電話でさ、6時間ぐらい喋ってた(笑)何を話したのかは全然覚えてないけど、その時に初めてイベントのプランを口にしたと思う」

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実際にプランが動き出したのはいつなんですか。
「5月の終わりだね。二日間やるのは決まってたからどうせなら同じハコでやった方がいいだろうと思って艶街のさだぼーさんにU.F.OCLUBを紹介してもらって。で、5月の終わりにU.F.OCLUBとの契約もすんなり決まって、動き出したなって実感したね。さだぼーさんにはそのあともいろいろ助言を貰ってすごく感謝してる」

アネモネは今まで誰かのプランに乗っかるだけで主催は初めてですよね。
「そうそう。俺たちはもうロートルだしさ、キャリアだけは長いけどそんなに場数踏んでるわけでもないし今の音楽シーンとかライブハウスの仕組みとか全然知らないからさ、出演してもらうバンドの選定には苦労したよ」

アネモネと水色赤の両日出演は当然決まってたわけですよね。その他のバンドはどうやって決めていったんですか。
「まず決まったのは艶街。彼らは水色赤とは旧知の仲だし、なにより俺がファンだったから無理言って出てもらったんだ。水色赤、艶街で一日目の芯が決まったわけだ。あとはいつもアネモネが世話になってる東京ガロンヌとさだぼーさんから紹介してもらった青い目のサリー。一日目は割とすんなり決まったんだよね」

二日目が難航したんですか。
「そう。あのね、今回のイベントに関しては決めてることがいくつがあってね、まずスリーピースがちゃんと揃ってるバンド、今はドラムとベースだけのバンドとか普通にいることは知ってたし、そういうバンドにもいいバンドはいっぱいいるのはなんとなく知ってたけど今回は敢えて除外した。あとヴォーカルがしっかりしてるバンド。しっかりしてるっていうか俺好みのヴォーカルがいるバンド(笑)ここはまあ主催者特権ということで。それと日本語で歌うバンド。この条件に合ったバンドを探すのに何ヶ月もかかった。でね、最初に決まったのがマグダラ呪念だったの。以前からyoutubeで演奏は見ていて『いいバンドだなあ』と思って何の面識もなかったんだけどダメ元で連絡を取ったんだよね。そしたらすんなり出てくれることになって。嬉しかったね。これで二日目の芯が決まった。水色赤とマグダラ呪念が同じステージに立つって想像しただけで『こいつは貰ったぜ!』ってカンジだったね」

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この日のカラーが決まったって感じですね。
「だから残りの2バンドを決めるのが大変だった。youtubeでライブハウスの名前で検索かけて200バンドぐらい見たもん。最初の5秒で止めちゃったバンドも多かったけど(笑)

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ほんとに悩んだね。いいな、と思ったら既に解散してたり連絡したら『今はライブ活動はしてません。ごめんなさい』とかね。で、紆余曲折の末にダンウィッチの犬とたたらの目が出てくれることになって、やっと格好がついた。結果的にこの大雑把で飽きっぽい俺が妥協しないで粘り強く探し続けて良かったと思うよ。自画自賛になっちゃうけど(笑)完璧な布陣になったと思う」

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イベントタイトルの「高円寺躁乱闇市(マーケット)」はどんな経緯で決まったんですか。
「まず英語のタイトルは避けよう、と(笑)このメンツで英語はあり得ないだろう?つーかそういうバンドを集めたんだけどね。なんか俺、終戦直後ものが好きなんだよね。『仁義なき戦い』とか『麻雀放浪記』とか、ああいうふっ滾(たぎ)るような猥雑なイメージ。そういうバックグラウンドがあったんで闇市ってなんか胡乱な響きがあっていいなと思って。で、闇市の上に何かつけようと思って『騒音』だとストレート過ぎるから『騒乱』にしようかと思ったんだけどなんか字面が下品な感じがして躁乱になった。まあ自分が躁転してたってのもあるんだけど(笑)『噪音』て言葉はあるけど『躁乱』はないんだよね、本当は。だから造語なんだけど」

フライヤーの文字を美散さん(水色赤)に書いてもらったのもイベントタイトルに関連してるんですか。
「そうだね。いや、タイトルが決まる前からフライヤーの文字は美散に書いてもらおうと思ってたんだけど、高円寺躁乱マーケットに決まって必然性が一気に増したって感じだね。バックの写真は実際の闇市の写真を使ってあとはガロンヌの美木ちゃんに任せた。想像の上を行く良い出来だったね。読みづらいところがなんとも味があって嬉しくなっちゃった。結局それじゃあまりに不親切かと思って普通のバージョンも作ったけどね。一番最初に送られてきた色校はプリントアウトして部屋の壁に貼ってある。開演時間が間違ってるレアなバージョン(笑)」

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(次回に続く)



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寄る年波にスイムスイムスイム

「マスター無病息災祈願祭(2月12日、大久保水族館)」はどうだったんですか。
「ヒロ(ギター)が参加できないのが分かってたからトリオでできるように曲の調整してたんだけど、メンバーのインフルエンザ疑惑でリハができなくなっちゃったんでカバーで行こうかって。結果的にはそれで良かったなと思ってる」

去年も全曲カバーのライブやりましたよね。
「去年(5月)は一応原曲を尊重したつもりだったんだよ。それが図らずもバンドとしてひとつの節目になった。その次の11月のライブでアネモネは新しいフェイズにシフトしたんだ。と、言ってもまあ例によってバンドの過去の遺産というか遺物というか、そういうのをほじくり返しただけなんだけど。今回はカバーではあるけれど、前回の路線をもうひとつ発展させたってカンジかな。ノイズありお笑いありの楽しいライブだったよ。マスターも喜んでくれたし」

話だけ聞いてもどんなステージだったのかうまく想像できないんですけど。
「まあ次回はまた変わるからね。いいんじゃない、見た人がそれぞれの心のスクリーンに焼きつけてくれれば(笑)」

今回、初共演だったThe Rumbling Soundsはどうでしたか。
「ファンキーでソウルフルで最高だったよ。何より華があったしね。カオティックで無愛想で華のない俺たちとは大違いだよ」

今やどのライブでも最年長ですからね。
「54.7歳だった、メンバーの平均年齢。この間計算してみたの。道理で最近周囲からさりげなく労られるわけだ(笑)実際ステージ終わるともう飲んだくれる気力もないもんね。ユウジ(ベース)なんか9時過ぎたらもう眠いとか言ってるし」

水族館のマスターからは「先輩」って呼ばれてるんでしょ。
「そうそう。まああくまでカタカナの「センパイ」だと俺は思ってるけどね。いつの間にかライブハウスの店長クラスより年上になっちゃった。ホント、いつも言ってるけどもういつまで続けられるかビクビクしてるんだよね、内心」

それで今年はまるで何かに追い立てられるかのようにあがいてるんですね。
「うん、今まで錦糸町のPappy'sと水族館しか出たことなかったからね。ちょっとアウェイなステージもやらなきゃなと思って。4月に新宿LiveFreakでライブやるよ。5月はアベくんの仕切りでまた水族館に出るけど。あと、まだ詳細未定だけど秋ごろにアネモネの主催でイベントやろうと思ってる」

生き急いでますね。
「死に急ぐよりはマシだろ(笑)急がなくても向こうで手ぐすね引いて待ってるしな。つーか生き急ぐのと死に急ぐのってどう違うんだよ」

まあどっちにしろあまり輝かしい未来はなさそうですね。
「いいんだよ、誰だって始末のいい人生なんて送れないんだから。これ、色川武大さんの受け売りだけどね」




アネモネのFaceBookページ開設しました。今後の情報はこちらからお伝えする予定です。










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B-29と竹槍

相変わらず村八分ばっかり聴いてるんですか。
「そうでもない。ここ二三日のブームはね、グランジロック。どうだ、ナウいだろ」

ほぼ30年前の音楽を新しがって聴いている、という解釈でいいですかね。
「そんな前だっけ?いや、グランジっつってもね、やっぱりあのバンドがいいな、ニルヴァーナ?カート・コバーン、あいつは伸びるね、これから」

・・・23年前に亡くなってます。
「まあ冗談はともかくニルヴァーナを再認識したっつーかね。『ネヴァーマインド』が大ヒットして『あーあ、メジャーになっちゃった』と思って実はその次の『イン・ユーテロ』ってちゃんと聴いたことなかったんだよ。改めて聴いたらあーたこれが大傑作」

それこそグランジの全盛時に「サージェント・ペパーズって大傑作!」って言ってるようなもんですね。
「いや、ニルヴァーナは『ブリーチ』から聴いてたんだよ。でもこの歳になって聴いてつくづく感じたのはね、やっぱ圧倒的な体力の差だよ」

そのココロは。
「昔ね、友達と話してたらそいつが言ったんだよ。『日本のロックは向こうのロックに絶対に勝てない。なぜなら体力と体格が全く別物だからだ』って。その時は『ンなこたァあるめえ』とか思ってたんだけど、今になってみればやっぱりそいつの言ってたことは正しかった。もう身体の作りが違うんだろうね、根本的に。身体っつーか声帯か、この場合。肉食ってる民族には勝てない」

戦前じゃないんですから。でも確かにカート・コバーンみたいに歌える日本人はいそうもないですね。
「あのヴォーカルスタイルと声量がまず無理だし、そのスタイルでツアーまでやってる。おまけにドラッグまで突っ込んでる。これはもう体力の問題と言うしかない。もっと言えば聴く側にも体力が要求される。それぐらいの傑作だよ『イン・ユーテロ』は」

確かに体力や体格を持ち出されたら日本人は勝てないですね。
「日本人はみんな内蔵やられちゃうんだよ、酒とクスリやってると。だから早死にしちゃう。カート・コバーンやジョニー・サンダースみたいに早死にしちゃう人もいるけど他の連中はなんだかんだで生き残ってるからね。日本人は生き残ったとしても声が出なくなる。誰とは言わないけど」

「大人のロック」に移行しちゃうんですね。
「そう。まあ向こうにはロッド・スチュワートっていう大人のロックの総本山みたいな人がいるけど(笑)この間ね、加部正義さんのブログを読んでたんだよ、半日ぐらいかけてね。加部さんもあちこち身体の具合悪いみたいだけど、あの人は『大人のロック』に逃げてない。内容には触れないけど読んでて何度か声を上げて笑ったな。共感するところが多かったよ。そういえば加部さんもニルヴァーナに衝撃受けたって言ってたな」

加部正義さんはヴォーカリストじゃないですけどヴォーカリストで「これは」って思った人はいますか。
「ジュリー。沢田研二さんは凄いよ。キーも下げないし太い声もちゃんと出てる。俺が見たのは還暦ちょい過ぎぐらいの時のステージの映像だと思うけど往年の艶(つや)の上にさらに年齢の艶が乗ってた。何よりもすごかったのはあの歳で全身全霊を傾けて歌ってたことだよ。鬼気迫るって表現がぴったりだった。大人のロックなんざクソ喰らえってカンジでさ。ロッド・スチュワートにはジュリーを見習えと言いたいね(笑)」

なんだってそうロッド・スチュワートを目の敵にするんですか。
「だって好きだったんだもん。俺はフェイセスの時代から70年代までのロッドのソロって本当に好きなんだよ。昔はロッド・スチュワートに憧れて酒飲んだりハッパ吸ったりして声を嗄らした奴がいっぱいいたんだから。でもほぼ全員が喉を潰して終わりだった。やっぱり土台が違うんだよ。声帯が違う」

最初の話に戻りますけど日本人はやっぱり英米のヴォーカリストに勝てないと思いますか。
「男性ヴォーカルに関してはそうなんじゃないかな。シューゲイザーみたいな、ああいうヘナッとしたカンジならアメリカやイギリスと変わらないと思うけど、青筋立て系はもう絶対敵わない。女性ヴォーカルは別だよ。女性ヴォーカルは十分拮抗できてると思う。たいして聴いてるわけじゃないから偉そうなことは言えないけど」

スーパージャンキーモンキーを最近のバンドだと思ってたとか聞きましたけど。
「そうそう。最近のガールズバンドはカッコいいなあとか思ってよくよく調べてみたら20年以上前のレコードだった(笑)あれぐらいエッジの立ったヴォーカルなら十分外国でも通用しただろうね、つーか実際ウケてたんだろう。演奏は申し分ないし」

まあでも全てのバンドが海外進出したいと思ってるわけじゃないでしょうし海外のバンドをお手本にしてるバンドも今時いないでしょうし。
「そりゃそうだ。フラワー・トラベリン・バンドの時代じゃないんだから」

アネモネだってそうでしょう。
「英語は死んでも使わないってのがアネモネの唯一のテーマだからね。海外どころか埼玉だって行きたくない。できれば(電車の)乗り換えが一回ですむエリアにしてほしいね。あと野外もやだ。大久保水族館が好き。水族館に骨を埋める(笑)」


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日本語でロックは可能か

もはや言い訳じみた前口上すらなく始まりますか。ずっとこのパターンで行くつもりですか。
「いや、普段人と口きかないからさ、せめて自分とは対話しようかと思って。よくいるじゃん、駅のホームとか電車の中で一人で対話してるおじさん。まああれのブログ版だな」

訊くだけ無駄なような気もしますけど、最近は何をしてるんですか。
「アネモネ用の曲を作ってる。なんか(ギターの)リフとかコード進行がポロポロ浮かんでくるんだよね。だから逐一録音して。半分ぐらいは使い物にならないけど何曲かはモノになるんじゃないかな」

創作意欲は戻ってきたということですか。
「戻ってきたね、30年ぶりぐらいに(笑)クライベイビーズ(注:アネモネの前身バンド)始めた時以来じゃないかな、こんなにナチュラルに曲ができるというのは」

燃え尽きる寸前の蝋燭のような印象を受けますが。
「自分でもそう思う。いや、燃え尽きるっつーか退行してるような気がする。最近、村八分ばっかり聴いてるんだよね。食費を切り詰めてチマチマCD集めてる。でも村八分聴いてるとなぜか寝ちゃうんだよね俺(笑)だからせっかく買ったのにちゃんと聴いてない」

いろいろと無駄にしてますね。
「いや、それでいいんだよ。一種の確認作業だから。クラプトンが言ってただろ『ロックは電池だ。充電するにはブルースが必要だ』って。そのブルースに相当するのが村八分なんだよ、俺にとってはね。あと一枚ライブ盤が揃えばとりあえず完結する。ボックスセットまではさすがに触手が動かないな」

原点回帰ですか。
「つーわけでもないけどね。そういやこの間のライブの前にグルグルの『UFO』聴いておいてくれって言ったらユウジに『原点回帰かい』って言われたな。いくつあるんだよ原点(笑)」

もっと遡れば吉田拓郎ですもんね。
「そうそう。拓郎と村八分が同じエレックからレコード出してるってのがおかしいよね(笑)だいたい村八分なんてパンクの時代まで知らなかったもん。その頃(1980年前後)にはもうすでに伝説のバンドだったな。エレックはとっくに潰れてて音が聞けなかったからね。昔は本当にいたんだよ、伝説のバンドってのが。裸のラリーズとかね。村八分のレコードが再発になったのっていつだっけ」

1986年ですね(wiki調べ)
「じゃあその時に初めて聴いたんだ。笑っちゃったよ。大爆笑。恫喝で始まるレコードってなんじゃこりゃって(笑)あのライブ盤はレコードの時代含めて四五回買い直してるよ、俺」

やっぱり原点なんですかね。
「音楽じゃないよね。音楽で言うならそれこそストーンズの『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト』かはっぴいえんどでも聴いた方が何倍も勉強になる。まあここから先は『それを言っちゃおしめェよ』の世界だね。口に出すと何かが壊れる、自分の中で。音楽じゃないんだよ。いいんだよ、わかる奴だけわかればいい」

まるっきり「あっ!!」の歌詞じゃないですか。
「そういえば中西(大作)君もボクの原点は村八分ですとかなんとか言ってたな。さもありなんと思ったけど。youtubeで一日中知らない若いバンドの曲を聴いていると、たまに『あっ!!』って思うようなバンドがいるね。彼らが村八分を知ってるかどうかは知らないけど。受け継がれてはいるんだよ、音楽的なことじゃなくてね」

一時期、ブラックミュージック一辺倒だった時代があったじゃないですか。その頃村八分は・・・
「ああ、その頃だね、全部売り払ったのは。あの頃はロックなんてちゃんちゃらおかしくて聴いていられなかった。裸のラリーズとかも全部売っちゃった。それ売った金で買ったブラックミュージックのレコードもその後全部売っちゃったけどね。音楽捨てたから、一回」

音楽っていうか人生捨ててますよね。
「うまいこと言うね、さすがは俺だね(笑)でも結局戻ってきた。戻った場所はすっかり変わってたけどね。場所は変わってるのに相変わらず同じようなことやってる」

そうやっていつまで外の世界を拒絶するつもりなんですか。
「いや、確かにこっちも拒絶してるけど向こうの方でも俺を受け入れてくれないんだよ(笑)たまに俺のことを世捨て人みたいに言う人がいるけど、世捨て人ってのは世間からは求められてるのに自分で門を閉ざしてしまう人のことを言うんだよ。サリンジャーとか大滝(詠一)さんみたいにね」

それで村八分。
「ほら、繋がっただろ(笑)でも音楽的には頑張ってるんだよ。古い船を古い水夫が動かそうとしてる」

無理矢理吉田拓郎に繋げましたね。
「原点だから。これからは頭がグルグルするような音楽を・・・」

もういいです。
「そういえば村八分をまだ知らない頃にさ、付き合ってた女の子が外道のファンでさ、さんざん聴かされたけど、あんまりいいと思わなかったな、当時は」

「走るな!デブ!」っていうあのライブ盤ですか。
「そうそう、なんか外道って暴走族御用達の音楽だったからさ、そういう先入観があったのかな。今聴くといいんだけどね。リズム隊カッコいいし」

その頃は何を聴いてたんですか。
「んーとね、フリクションとかミラーズとか。その前は甲斐バンドと浜田省吾。付き合う女の子との兼ね合いがあるんだよ、若いから。その後なんか佐野元春とスターリン一緒くたに聴いてるんだもん(笑)」

ムチャクチャですね。
「その頃は貸しレコード屋で働いてたからね。スターリンはインディーズだったからもちろん自腹で買ってたけど。それこそ大滝詠一とP-Modelと松田聖子とか、もうムチャクチャ。洋楽になるともっとムチャクチャだよ。ストーンズとPILとトム・トム・クラブとか(笑)」

聴いてきた音楽に影響は受けてるわけですよね。
「全てではないけどね。ほら、当時はパンクとヘヴィーメタルを一緒に聴いちゃいけないとか、そういう法律があったから(笑)俺は一応心情的にはパンク側だったからさ。でもメタルバンドの奴っていい奴が多かったな。あいつらみんな勉強家だし、練習熱心だし」

昔話をさせると饒舌になりますね。今後の予定は。
「年明けには何回かスタジオに入ってライブをやりたいね。あと、できればウチの主催でライブをやりたい。やり方わかんないからアベ君に訊かなきゃだな」

自分達じゃ何もできないバンドですもんね、アネモネ。
「メンバーの間じゃアベ君は5人目のアネモネと呼ばれてるからね(笑)それはそれとして対バンのお誘いはいつでもお待ちしてますのでどうぞよしなに」





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その後の仁義なきアネモネ一万字インタビュー

前回のインチキインタビューは望外の好評で、公開から11月20日現在まで37pvという驚異的な閲覧数を記録するに至った。と、いうわけで今回も調子に乗って自作自演インタビューの続きである。

「壊れかけのメロスVol.14(11月18日、大久保水族館)」無事終了しましたね。
「無事じゃねえよ、ステージ立ってる時から腰が痛くてさあ、昨日一日寝たきりだったよ」

いよいよ「寝たきりロック」の本領発揮ですね。
「ホントだよ、シャレになんないよもう。でもまあ今回は帰りに職質されないで済んだけどな。いやーまさか50過ぎて職質食らうとは思わなかったよ。あのマッポのせいで風邪ひいたからな」

50過ぎた人は普通マッポなんて言葉使わないと思いますが。ていうか今時死語でしょ、マッポなんて。
「暴走族がギンギンに走ってる町に住んでんだこっちは、なめんなよ(笑)そう言えばアネモネってバンドとか歌手とか曲名がホントに多くてさあ、差別化を図ろうと思って『婀泥藻廻』って当て字考えたんだけどなんか暴走族みたいでちょっとためらってるんだよね」

花の名前だからしょうがないじゃないですか。昔、亜無亜危異とか暴威なんてのもありましたね。
「村上龍を恨むな、こうなってくると。でもバンド名としてはウチが最古だと思うんだけどな、アネモネ」

と、大見得を切れるほど活動してないじゃないですか。いっそのこと「元祖アネモネ」にすればいいんじゃないですか。「アネモネ総本舗」とか。
「饅頭屋じゃないっての(笑)まあでも言われてみりゃそうだよな、25年間ベタロクで演ってたわけじゃないからね。でもyoutubeで自分のバンド検索するのにホント面倒なんだよ。ラルクなんとかとかアニメのキャラソンとかばっかり出てきてさあ」

さて、愚痴はともかくどうだったんですか、ライブは。
「そりゃもう完璧だよ君。なんたって今回は2回もスタジオ入ってんだから。まあ実際いろいろアラはあったけど、割と評判良かったみたいよ、身内の間で(笑)」

その「身内受けはいい」っていうのがアネモネのネックなんじゃないですか。
「そうなんだよね。前もブログに書いたけど、俺らの音楽ってターゲットがよくわかんないんだよね。一昨日もスタジオのおネエちゃんに『どんな音楽やってるんですか』って訊かれて返答に困っちゃってさあ『アングラなロックです』って(笑)そうとしか答えようがない。別に高尚なことやってるわけでもなしコピーバンドでもないしマニア受けするようなジャンルでもないし、MCも満足にできないし。誰が聴いて喜ぶんだろうって思うんだよね、我ながら」

いわゆる「孤高のバンド」ってタイプでもないですもんね。
「いやもう至って庶民派だよアネモネは。庶民派アングラバンド。まあライブ後の営業はほとんどヒロ(ギタリスト)が一手に引き受けてくれてるけど。あ、ちなみに枕営業はしないよ、ウチは」

無視して話を進めます。孤高のバンドを目指してた時期もあったんじゃないですか。
「まあ若気の至りでね『お前らにわかるような音楽はやんねーぞ』なんて思ってた時期もあったね、確かに。今は違うよ。違うけど『そこまでしてわかってもらわなくてもいい』という気持ちはうっすらあるけどね。だから前回言ったようにもっとオープンな・・・琴線に触れるような曲、アネモネで言えば『わらの犬』みたいな曲を増やせばいいんだろうけど、んー、なんか逆方向に(笑)」

そう言えば今回歌わなかったですね「わらの犬」
「そういう気分じゃなかったって一言に尽きるんだけどね。東京ガロンヌがノイジーな曲やるって聞いたから『よーし、負けるもんか!』なんつってね。ほら言ったでしょ、俺ら負けず嫌いだから(笑)『ストーナーロックみたいでしたね』なんて言われちゃったけど、やっぱ影響はあるのかなあ。でもバンド名とか曲名とか曲調とか全然憶えてないんだよね」

でも聴いてたんでしょ、ストーナーロック。
「だからこうなんかフワッとした塊というか大まかなイメージしか残ってない(笑)」

その路線で行けばターゲットができるじゃないですか。
「やだよ!別に目指してないもん。今回はたまたまそういう曲ができたってだけの話で。それにここだけの話だけど、君だけに話すけど、どっちかって言ったら心の重心は80年代にジャンクって呼ばれてた音楽に傾いてたんだよね。スワンズとかプッシー・ガロアとか好きだったし」

その辺の影響はさほど感じなかったような気がしますが。
「いいかい?僕達はバンドなんだ。アネモネは僕の意志だけで動いてるわけじゃない。ヒロに『チューニングなんかするな』とは言えないしカツヨシ(ドラマー)に『次回は悪いけどドラム缶と鉄パイプを叩いてくれ』なんて言えないだろう?バンドには『バンドの人格』ってものがあるのさ」

急に口調がロッキンオンのインタビューに答える外タレみたいになりましたね。
「あ、うん、今、突然趣旨を思い出したの(笑)」

でも今回のような「ファズとワウペダル、Wでぶっ飛ばせ路線」は続くわけですか。
「どんな路線だよ。まあ使うよ、ファズもワウも。まあでもあれ以上にフリーキーになることはないだろうな。ライブの音源聴いたら俺のギターなんてギョワンギョワン鳴ってるだけなんだもん。何のコード弾いてるかわからない(笑)」

前回言っていた「昔やりたくてできなかったことのリベンジ」は果たせたんでしょうか。
「どうなんだろうね。ああは言ったものの実際何をやりたかったかなんてもう忘れてるからね。基本ラインはもう如何ともし難いからね。肉体的な制限も多いし、みんな持病抱えてるし(笑)」

まさに寝たきりロックのパイオニアですね。では今後の展開等あれば。ないと思いますけど。
「失敬だな君は。あるよ。来年はね、なんか・・・でっかい事をやります」

幼児性が強くて頭の悪いニートみたいな物言いですね。
「道の先に何があるかなんて誰にもわからないのさ。俺達にできるのはロックすることだけさ。ローリングしながらね」

最後になってまた唐突に趣旨を思い出しましたね。
「では最後に一昨日(11月18日)のライブから一曲お送りします。『どろまみれ』」

ていうか前回と合わせてもまだ一万字いってな・・
「キープオンロッケンロー!」


















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